経営診断は事業成長の第一歩

こんにちは、ブルーシフト・コンサルティング代表の坂根です。

 ホームページを開設して最初のコラムを書いています。書きたいことはたくさんあるのですが、その中でもやっぱり最初に書きたいのは「経営診断」についてです。中小企業診断士として、戦略コンサルタントとして、この「経営診断」が一番大事だと思っています。

 本ホームページの「取扱業務」のページの最初に「経営診断・助言」について記載していますが、そこでは次のように説明しています。

経営状況やお困りごとの内容をお聞きし、決算書などの数値とあわせて経営診断を行い、診断結果に基づいた助言を行います。経営診断では決算書以外にも会社組織図、工場/店舗レイアウト、売上管理表、原価管理表、予算管理表なども分析し、経営における問題点や課題を特定します。

当ホームページ「取扱業務」より

 「診断」という言葉はお医者さんが使うようなイメージですが、「経営診断」というのはまさにお医者さんが健康診断や病気の診察を行うように、事業を行っている企業や事業者の皆さんについて、悪いところがないか、もし悪いところがあればその状態はどうなのかについて判断することなのです。

 経営診断では、医療における「問診」と同様のことを経営者へのヒアリングで行います。どういう問題があるのか、何に困っているのか、今後どうしていきたいのかなどについて、経営者の皆さんが自覚している状況や想いをベースに聞き取りをします。経営者の想いが強く反映されますので、一番重要な情報としてヒアリングします。

 次に重要なのは決算書などの数値やデータです。決算書は経営の結果を表す「客観的な」数値です。経営者の想いを反映している部分もありますが、経営者の想いに反する結果を示すことも多々あります。血液検査の結果みたいですね。私たち中小企業診断士はこういった客観データをとても重要視します。そのため、決算書以外にも組織図や工場/店舗レイアウト、売上管理表、原価管理表、予算管理表なども見せていただける限り確認します。これらの資料は経営者の想いと実際の結果を表す、非常に優れた生きたデータなのです。

 人間の病気は早期発見・早期治療が一番の早道と言いますが、経営においてもこれは同じです。経営が順調だと思っている時でも悪化の予兆が現れていることもあります。不調な時は早めに対策することが早く復活することにつながります。そして健康的に経営していくことが事業成長の大前提になります。

 こうした理由でブルーシフト・コンサルティングでは「経営診断」をとても大切にしています。経営支援を行うにしても、補助金申請のお手伝いをするにしても、そのスタートラインは「経営診断」になります。とはいえ、いきなり「経営診断」となると相談しにくいと思いますので、そういったことも考慮して無料相談を行っています。ホームページの無料相談のページからお気軽にご相談ください。